蝶子の両親の墓参り
墓といっても共同墓地に近い粗末な物だったのが
天狗に対する寄付だか供え物だかで
最近新しく建立される。
手入れは普段から飛鳥羽鳥がしているようで
掃除の手間は無く二人手を合わせる
そうして考えこむ蝶子
「…京太は先にいってて、私はもう少しここにいるから」
「分かった、寺で待ってるからな…」
その場を後にする京太。
振りかえると何かを語りかけてる蝶子の姿。
寺のお堂、蝉の声が鳴り響くなか
京太と羽鳥そして、じいさんの三人。
「…前からききたかったんだけど蝶子の両親って、どういう人達だったんだ?」
To be continued on the next story?
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